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猫が集まる秘密の公園|独居老人の楽しみとは?

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こんにちは、さかもと ままる@mamaru0911です。

9カ月やってきた看護助手の仕事が、あと一回の勤務で終了します。

4月からは介護士としてのキャリアがスタートするので、その期待で一杯な僕ですが、9カ月働いた都内の総合病院が、あまりにも居心地が良く後ろ髪を引かれる思いもあります。

仕事自体もそうなんですが、僕には病院に勤務するちょっとした楽しみがありました。

その楽しみが4月から無くなると思うと、少し寂しい気もします。

今日はそんなお話です。

An Old Man

僕の出勤前の楽しみ

僕は都内の総合病院に、派遣の看護助手としてこの3月末まで勤務しています。

そこでの勤務時間は、17:00から翌朝の9:00まで。

僕は出勤時間の前に、早めに到着するようにしていて病院の裏手にある小さな公園のベンチでゆったりしてから出勤するようにしていました。

 

そこの公園は僕にとっての「秘密の公園」です。

その理由は

 

野良猫天国!

 

猫がたくさん集まる公園なんですね。

こんな子たちです。

野良猫二匹

野良猫1

猫が大好きな僕は、出勤前に彼らに癒されに行くというわけですね。

公園に集まるのは猫だけでではない

この公園に集まる猫たちは、全部で7〜8匹くらいいます。

しかし、いつでも公園にいるかと言うとそうでは無く、実は決まったルーチンがあることを、何度も公園に通って知りました。

大体僕が公園に着くのは、16:00をすこし過ぎたくらいです。

その時公園には、僕以外人も猫も誰もいないのが普通です。

しかし16:15分ころ、決まって自転車で現れるおじいさんがいます。

そのおじいさんが、猫たちにエサを持って来るんですね。

猫たちの驚くべき日常

ほんとうに猫の気配は一切ないのですが、おじいさんの自転車の音なのか匂いなのか、おじいさんが公園に到着するやいなや、あちこちの茂みから猫たちが現れます。

ほんとうに面白いくらい時間にぴったりで、猫たちも知ってるんですね。

ベンチに座るおじいさんを中心に、多くの猫が群がります。

ちなみに僕が近づくと、警戒されて逃げる猫がほとんどですが、エサをくれるおじいさんには、どの猫も気を許しているのがはっきりと分かります。

猫の次には人間も集まる

猫の次に集まって来るのは人間です。

エサおじいさんが到着して間もなく、老人がこれまたあちこちから集まってきます。

散歩の感じなのでしょうか?

いつも決まって3人の老人が、エサおじいさんを中心に集まります。

数分前までは閑散としていた公園が、猫とおじいさんたちで一気に賑やかになります。

僕はその光景を側のベンチで眺めてから、毎回病院の夜勤へと出勤するのです。

集まる老人たち

週に2,3回、この光景を見ているうちに、老人たちの会話から関係性が見えて来ました。

どうやら全員が独居の老人みたいです。

それぞれがお菓子やつまみのような料理、時には

「これもう着ないから」

といって衣服などを持ち寄って、互いにあげています。

もちろんタダです。

そこで彼らは様々な話をします。

トランプ政権のことや、WBCの野球の話、病気や健康の話まで井戸端会議をするんですね。

その会議の老人の足下を、大勢の猫たちが行き交う様は、とてもほのぼのとして幸せを感じます。

自分の将来を考える

70代や80代になって、自分が独居老人になったらいったい何が楽しみになるんでしょう?

こういった「人との会話」は、とても大切なものになるのではないかと、公園に集まる老人たちを見て考えていました。

ひとはやっぱり、一人では生きていけません。

きっと公園に集まる彼らは、もともと縁もゆかりも無い他人だったと思います。

そこにコミュニティが生まれ、会話が生まれる。

彼らを見ていると結局人間の幸せなんて、他人がいて初めて感じられるものなのではないかという気がしてなりません。

まとめ

僕があの「癒しの公園」に行くのもあと一度で最後になりました。

少し寂しいものがありますね。

僕が行かなくなっても、彼らと猫たちの毎日は変わらず続いていくことでしょう。

もうすぐ4月。

僕は介護士としての、新生活に突入します。

もしまた「癒し」の力が必要になったとき、決まったあの時間にこの公園に来ようと思います。

彼らはいつでも、僕の心を癒してくれる、そんな気がしてなりません。

 

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