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2025年全国で介護士が38万人不足する。この現実に僕とあなたが出来ることは何か?

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40代50代で転職するときに考えるべき3つのポイント

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こんにちは、現役介護士のさかもと ままる@mamaru0911です。

僕は43歳の時に「無資格、未経験」で介護業界に転職しました。

現在は「夜勤専従介護士」「日勤パート介護士」のWワークで月収40万円以上稼いでいます。

43歳未経験で派遣介護士に転職した僕の年収が500万円を超えた理由 - 介護士ベイベー

僕が未経験で介護業界に転職した最大の理由は

2025年には全国で38万人以上の介護士が不足する。

という事実を知ったからです。

それ以前は自分で会社を起業し、経営者として働いていましたが、40歳になったころから漫然と「自分の将来」について考える様になりました。

「自分の為だけでは無く、他の誰かの役に立つ」

仕事を考える様になったのもこの頃からです。

悩み多き40代、50代。

自分自身の「転職」「人生の転換」を考えた時のヒントになればと今日の記事を書きます。

介護士ベイベー 3つのポイント

転職願望が生まれる理由

そもそも人が「転職」を考える理由は

  • 給料が労力と見合っていない
  • やり甲斐を感じない
  • 職場の人間関係が悪い
  • 仕事に将来性を感じない
  • 親の介護など外的要因で今の仕事が出来なくなる

の5つ位では無いでしょうか?

 

「仕事とは何か?」

という哲学的な大命題を考える必要もありますが、このような大命題には往々にして答えが一つではありません。

それは人が人それぞれだからですよね。

シンプルに「仕事」を考えると、人が働く理由は

  • 生活の糧になる「お金」を得る手段
  • 自分の人生の意味を求める手段

の大きく二つに分けられると思います。

僕を含め多くの人は、この二つのバランスの上で自分の仕事を選択し、日々働いているのが実情でしょう。

ひとによって「稼ぎたい金額」も違えば、仕事に求める「意義」や「やり甲斐」も違います。

それゆえに、同じ仕事内容でも人によっては「満足するもの」であったり「不満なもの」であったりするから難しいです。

人が「幸せに生きる」為に必要な物は、それこそ人によって様々ですが、自分の「仕事」に満足するかそうでないかは、結構重要な項目になってくると僕自身は思います。

40代転職のリアル

僕は今まで、自分と同じ40代もしくはそれ以上の世代の方々に向けた記事をたくさん書いてきました。

中高年「無資格・未経験」で介護業界へ異業種からの転職|40代50代の悩みを解決する記事のまとめ - 介護士ベイベー

40代男性が無資格・未経験で転職するなら介護業界しかあり得ない!三つの理由を現役介護士が語る - 介護士ベイベー

40代50代で失業したら?中高年の転職に介護福祉業界をすすめるたったひとつの理由 - 介護士ベイベー

どの記事でも言っている事ですが、現在の日本において40代50代、もしくはそれ以上の世代では、未経験で「異業種」に転職することは簡単ではありません。

まだ20代半ばの若者であれば、仕事の選択肢は無限にあると言っても良いでしょう。

しかし残念なことに、40代を過ぎた男性が介護業界の様に歓迎される業界は、今の日本ではほとんど無いと言ってもいいと思います。

その限られた「選択肢」の中から、自分の理想に近い仕事を「無資格、未経験」で見つける事は、砂浜で一粒の砂を見つけるのと同じくらい難しいと思います。

しかし選択肢が無いからといって、自分が採用される目の前の仕事を選んでしまっては、今の「不満」が再び沸き上がって来る事は目に見えています。

40代以上の「転職」を本当の意味で成功させるには、まず自分の考え方をしっかり整理してから望む事が重要だと僕は思います。

40代50代の転職で考えるべきポイント1

まず始めに、そもそも自分はなぜ

  • 「転職」がしたい。
  • 「転職」する必要があるのか?

を考え尽くす事が重要です。

「子供の教育費や家のローンの為にお金が今よりも必要」

という人と

「自分の仕事内容が10年後に必要無くなるのではないかと不安」

という人では、その転職先も転職内容も大きく違って当たり前です。

ちなみに僕の場合は、20代から起業して「お金、お金」の人生に嫌気がさした。

というのも介護業界に転職した理由のひとつです。

僕の場合は

お金<やり甲斐や働く意味

だった訳です。

もし僕が

やり甲斐や働く意味<お金

という考え方だったら、「介護職」を選ぶ事はしなかったでしょう。

お金だけを考えれば、介護業界より稼げる業界は他にもたくさんありますからね。

40代50代の転職で考えるポイント2

 二つ目のポイントは

「10年後、20年後の自分の暮らしや生活をリアルに想像する」

です。

自分が現在25歳であれば、10年後は35歳、20年後は45歳です。

今の仕事の延長線上を考えれば、このまま仕事を続けていけば見えて来るポストや収入もおおよそ見当が着くでしょう。

もちろん20年後に今働いている会社が存在するかどうかは誰にも分かりませんが、「20年後」という未来は膨大な時間の積み重ねに感じられることだと思います。

しかし一方で、現在45歳の人が10年後、20年後を想像したらどうでしょうか?

10年後は55歳、20年後は65歳です。

65歳と言えば、多くの企業では「定年」を迎える年齢です。

45歳の人にとっては、20年後はもう「終わりの歳」に限りなく近いわけです。

その時になって

  • 自分の収入
  • どんな家で暮らしているのか?
  • 家族はいるのか?
  • どんな日々を送っているのか?

をリアルに想像した時に、あなたはどう感じますか?

自分が65歳になった時に、一番恐ろしいのは「こういう人生を送りたかった」という後悔が残る事です。

45歳であれば、まだ何か新しい事にチャレンジできるかも知れません。

しかし65歳になってしまえば、そのチャンスは限りなく少ないと思いませんか?

40代50代の転職において、一番重要なポイントは「人生の残りの時間を考える」ことだと僕は思います。

40代50代の転職で考えるポイント3

ポイント2で「人生への後悔をすることが一番怖い」と書きました。

40代50代の転職で考えなくてはいけないポイントの3つ目は、自分にとっての仕事の「目的」を徹底的に考えることです。

「生活の糧を得るための手段」

と本当に割り切っていれば良いのですが、本当にその仕事で自分の「やり甲斐」「生きている意味」があるのかと言う点です。

そこに後悔があるからこそ、40代50代での転職を余儀なくされている方は多い。

65歳で後悔しても、もう取り返す事は出来ません。

時間を巻き戻す事はできないのは、どんな人でも当たり前のことです。

どんな業種でも、習得し自分の物にするのは10年20年掛かります。

そういった意味で、「残された自分の20年」を燃焼できる仕事にこそ、40代50代が転職するべき仕事があると僕は思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

40代50代の転職と聞くと、「リストラ」「倒産」などの暗いイメージが付きまといます。

しかし長い人生、人それぞれ様々なことがあって当たり前です。

40代でも50代でも、その転職が自分にとって「成功」であれば、なんの問題も無いと思います。

異業種に業界替えをするのなら、これが最後のチャンスになると思います。

今日の記事で20代30代の転職と違って、深く考えなければいけない事をまとめたつもりです。

【40代50代の転職で考えるべき3つのポイント】

①転職の理由をもう一度深く考えてみる

②10年後、20年後の自分をリアルに想像する

③仕事の「目的」を徹底的に考える

 

僕は自分が40代になって、上の3つを徹底的に考えました。

その結果、今までの人生とまったく接点の無かった「介護職」に転職する事を決めました。

そこで出会った派遣会社で「派遣介護士」になり、今は介護施設で働く日々を送っています。

 

 

介護業界に転職してもうすぐ2年が経ちますが、自分にとって40代のでの転職は「成功」であったと確信しています。

なぜなら転職以前に見えなかった、10年後20年後の自分の未来が自分の理想に近い形で見えているからです。

40代50代以降の中高年の転職は、お金の事だけを考えるより、「自分の人生としての成功」を考える事が、大切だと切に思います。

  • このまま将来が見えないまま、今の仕事を続ける
  • 目先の収入だけを考えて転職する

それを繰り返して10年後、20年後「後悔」が残れば、その転職の失敗は二度と取り戻せません。

自分が65歳になった時「あの時転職してよかった」と思えるような転職が、40代50代での転職の成功では無いでしょうか?