なぜ転職したい時に必要な「介護現場の生の口コミ情報」はネット上に少ないのか?
こんにちは、現役介護士のさかもと ままる@mamaru0911です。
僕は43歳の時「無資格、未経験」で介護福祉・医療の業界に転職しました。
自分にとっては全く想像もつかない新しい業界。
当然不安もあったわけです。
僕が転職活動をする上で、一番苦労したというか不便に感じたのは、介護業界の「生の声」がネット上の情報としてほとんど無かった、という事です。
「介護」「転職」「未経験」などのキーワードで検索しても
「実際に他業界から、中高年で介護職に転職した人」
が書いた記事はほとんど見当たらず、出て来るのは大手の転職サイトの情報ばかりでした。
あの時に、今の僕の様に「実際に転職した人」が書いた記事が沢山見つかれば、どれだけ安心して転職できたかと思います。
今日は転職する際に読むべき「生の口コミ情報」について書いてみようと思います。
介護業界の転職情報の現実
これは介護業界に限った事ではありませんが、多くの人が「転職しよう」と思った際に、欲しい情報がネット上にはあまり見当たらない、という現実があります。
「転職」というキーワードで検索しても、出て来るのは大手求人サイトの「求人広告」ばかりです。
「転職したい」と思っている人が本当に欲しい情報は、転職先の給料面や待遇面だけではありません。
その職場の環境や将来性、現実的な待遇など「リアルな生の口コミ情報」が知りたい訳です。
その情報を得るのに、一番良い方法はその現場で働く人に実際に会って話しを聞く事ですよね。
現在その職場で働いている人であれば、その仕事の善し悪しを誰よりも分かっているはずです。
しかし現実問題、そういった人と直接コンタクトを取る事は難しいと思います。
SNSなどで上手く繋がり、コンタクトを取るという方法もありますが必ずしも成功するとは限りません。
出来ればネット上に、自分が転職したい仕事の人の書いた情報があれば、それを見る事が一番の近道ですよね。
でもその情報がなかなか見つけられない…
これが僕が転職活動していた時の一番の感想です。
なぜ転職に有益な「生の口コミ情報」がネットで見つけにくいのか?
転職=求人
この辺りのキーワードで検索すると、どんな業界でも大手の求人サイトがGoogleの検索上位を占めているケースがほとんどです。
その理由は「転職」「求人」などのスキームで商売をしている人材派遣会社や求人広告サイトが非常に多いからです。
介護業界だけでなく、飲食業やエンジニア、IT関係や建築関係、日本中のありとあらゆる職種に求人サイトは存在します。
これはネットが普及した現代の特徴でもあると思います。
求人サイトは、人材派遣会社のように人材自体を他企業に派遣して利益を得るものや、求人広告を出稿した企業から広告費用を貰うようなもの、または広告費自体は無料でも、求人が採用された成果報酬で企業に費用が発生するものなどビジネススキームは様々です。
「求人」「転職」「高収入」などのワードは、いつの時代も需要が大きいものです。
その為、完全にビジネスとしての情報がネット上に多いのは、言わば当たり前のことですよね。
どの求人サイトも、労力とコストを掛けてSEOを行っているので、転職をしようとする人が「現場の生の口コミ情報」を知りたいと検索しても、なかなかその情報に辿り着けないのはそんな理由があるからだと思います。
業者の情報と個人ブログ情報との違い
例えば介護職に転職しようと思った場合、有料老人ホームや特別擁護老人ホーム、デイサービスや訪問介護など、まずはどんな業態で働くのが良いのか悩む所です。
Googleで検索すると、出て来るのは大抵求人サイトの業者情報ばかりです。
業者は当然「求人」を成立させたいので、求職者に対して「よく見える」情報しか出して来ません。
そんな「業者情報」だけを信じて転職してしまうと
「想像となんだか違うよ」
ということになってしまいます。
一方で「実際に介護職として働いている」個人ブログなどの情報を見ると、その情報には現場のリアルな「生の口コミ情報」が含まれていることが多いと思います。
つまり個人ブログには「仕事として」のバイアスが掛からないために「本当の情報」を打ち出せるという強みがあるのです。
しかし個人ブログは、SEOに本格的にお金をかける訳にもいかず、Googleで上位表示を獲得するのは至難の業です。
こういった「個人ブログ」で「本当の現場での生の声」を見つけたければ、Google検索でも4ページ目、5ページ目までしっかり検索して、業者ではないサイトを自分なりに探すしか方法はありません。
僕のブログのおすすめコンテンツ
僕自身、転職活動をしてみてとても不便に思った体験を生かして、この「介護士ベイベー」というブログを運営しているつもりです。
- 「現役介護士」
- 「40代中高年」
- 「無資格、未経験」
- 「異業種から転職」
という僕自身の現状と経験は、多くの中高年の方に共通すると思っています。
僕自身、介護職に転職してみて「世間のイメージ」とずいぶん違う、という実感を持っています。
介護職は世間がイメージする「3K」「ブラック」ではない、とはっきりと断言出来ます。
その実体験を伝える為にも、僕以外の「現役介護士」しかも「転職組」のリアルインタビューのコンテンツを作っています。
ベネッセMCM【派遣夜勤専従介護士】にリアルインタビューしてみた!|「本当に夜専介護士って稼げるの?」の口コミ - 介護士ベイベー
常勤(正社員)介護士から派遣介護士に転職した!|ベネッセMCMのリアル介護士にインタビューしてみた - 介護士ベイベー
この「現役介護士インタビュー」のコンテンツこそ、僕自身が介護職に転職しようと思っていた時に、一番欲しかった情報です。
介護士へのインタビュー記事はネット上に色々ありますが、どれも業者である求人サイトか実際の運営されている介護施設側が書いている物です。
これらはやっぱり綺麗な事しか書いていない「作られた」ものがほとんどだと思います。
ちなみに「現役介護士」が「現役介護士」にインタビューする形式のコンテンツは、この介護士ベイベーにしかないオリジナルコンテンツだと思っています。
これからも「現役介護士×現役介護士」が現場での本当の現実や、転職してみての「収入」「やり甲斐」「生き甲斐」など、バイアスを掛けずに提供していきたいと思います。
ちなみに続編は近日公開予定です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
僕と同じ様に40代50代で「異業種」に転職しようと思っている方は多いと思います。
しかし中高年であればあるほど、今までの社会経験から自分の経験の無い業界に転職するのは怖いと思うはずです。
そんな方々が必要としているのは、実際の現場の生の口コミ情報です。
僕は自分自身の転職体験を、多くの悩んでいる方達に届けたいと思ってこのブログを運営しています。
当ブログでは介護職に転職するなら僕と同じ様に「派遣介護士」がいいよとおすすめしています。
介護=低賃金
ではなく「働き方」「働く場所」を考えるだけで、介護職でも僕の様に月収40万円を超える事も充分可能なのです。
僕が自分が務める「ベネッセMCM」という派遣会社を強くおすすめするのは、本当に介護職に未経験で転職した自分が、高収入を稼げているからです。
夜勤日給35.640円は本当なのか!?|高収入、高待遇の派遣介護士ならベネッセMCMが最強の理由 - 介護士ベイベー
ベネッセMCMでは日勤時給1,800円以上、夜勤単価35,000円以上の高単価案件を沢山抱える優良派遣会社です。
介護職に転職するとき、一番気をつけなくてはいけないのは「働き方」と「働く場所」です。
そこを間違えてしまうと、介護職=低賃金という世間のイメージにハマってしまいます。
介護職に転職を考えている方は、ネット上に溢れている求人サイトの様な「業者情報」だけではなく、僕を含めた個人ブログの「本当の生の口コミ情報」をよく吟味して行動する事を強くおすすめします。
その「情報収集」があなたの転職活動、しいてはあなたの今後の人生を豊かにするかしないかを決定するものだと僕は思っています。