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2025年全国で介護士が38万人不足する。この現実に僕とあなたが出来ることは何か?

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年金問題を嘆いていても始まらない|高齢化社会を生き抜く唯一の方法

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こんにちは、さかもと ままる@mamaru0911です。

僕が介護士を目指す理由や、40代以降の仕事にあぶれたおじさんたちが、介護士になったほうがいい理由は、別ブログのグッドノージョブで散々書いて来ました。

過去記事に関してはこちらからご覧下さい。

介護士 カテゴリーの記事一覧 - グッドノージョブ

日本の介護福祉・医療の業界は、現在問題が山積みです。

しかし来るべき超超高齢化社会のピークは2040年、まだ少しだけ先の話です。

それまでに我々が「超超高齢化社会」を乗り切る方法はあるのでしょうか?

今日はそんなお話です。

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2040年65歳以上の人口は3,868万人

「高齢化率」というのは、総人口の中の「65歳以上」の割合のことを言います。

ちなみに2015年の65歳以上の人口は、3,392万人で人口に対する割合は26.7%です。

それが2040年になると、3,868万人になり高齢者率は36,1%になると予想されています。

 

現在では総人口の「4人に一人」が65歳以上な状況に対し、2040年には「2.5人に一人」になるということですね。

2040年というと今から23年後です。

かくいう僕も67歳になっているので、ガッチリこのカテゴリーに入っているはずです。

2040年の生産年齢人口は激減している

生産年齢人口とは、15歳から64歳までの人口のことを言います。

2015年の生産年齢人口は7,708万人。

2040年の生産年齢人口は5,787万人。

日本の社会福祉の根本は「働くひとが働けなくなった高齢者を助ける」という基本ですから、高齢者が増えて生産年齢人口が減るというのは非常に危険な状態です。

2040年 高齢者数

この数字を見ると、高齢者数は500万人程度の増加に対し、生産年齢人口が2,000万人程度減少していることが分かります。

つまり日本の介護福祉・医療の一番の問題は、高齢者の数の増加ではなく、それを支えるべき生産年齢人口の減少にあると言えるでしょう。

年金問題は、みこし型から肩車型へ

年金問題だけを切り取れば、事態は相当深刻ですね。

そもそも年金の仕組みは、働ける人(生産年齢人口)が働けなくなった人(高齢者)を支えるというものです。

1975年には、8人で一人を支えていたいわゆる「みこし型」だったものが、現在では3人で一人を支えています。

さらに2050年には「1人で一人」を支える「肩車型」になると言われています。

これでは働く現役世代はたまったものではありません。

生産年齢人口の年金に対する負担は、今後も劇的に増加していくことが予想されます。

年金に頼れない本当の理由

年金はそもそもその根本的な仕組みが、今後の人口構成の中では成り立ちません。

その大きな理由のひとつは「就労問題」です。

年金のシステム自体が楽観視されていた1970年代と違い、現在の世の中は多様化の一途を辿っています。

終身雇用の神話はとっくに崩壊し、企業は正規雇用を控え非正規雇用にシフトしています。

就業者数や失業率といったデータは、あくまで表面上の数字にしか過ぎません。

実体は「余裕のある」生活をしている国民はごく限られていると言っても過言では無い状況です。

今後数十年先に渡っても、日本で働く労働者の賃金が劇的に向上することはあり得ないと言ってもいいでしょう。

極論、これからの時代は給料アップどころか、収入が少なくなっていく時代になります。

総収入が少なくなり続ける上に、年金や保険料などは上がっていく。

国が「年金をこれ以上上げられない」という状況がすぐそこまで来ています。

これはもう悲惨としか言いようがない世の中になると思います。

超超高齢化社会を乗り切る唯一の方法

では、この悲惨な未来をいったいどうすれば乗り切れるのでしょうか?

「悲惨だ悲惨だ」

と泣きわめいているだけ。

「国がなんとかしろ」

と他力本願で文句を言うだけ。

それでは何も改善していきません。

もうすぐそこまで来ている「超超高齢化社会」。

これを乗り越えるには、考え方を大きく変えることしか方法はありません。

そもそも年金の仕組みとは「働ける人(生産年齢人口)が働けなくなった人(高齢者)を支えるというもの」と書きました。

その概念を変えるしか無いと、僕は思います。

「自分が65歳以上になっても、何がしかの収入を得続ける努力」

これを個々がしない限り、日本という国の存続はあり得ません。

もちろん高齢になれば、体や精神に不具合が出て来ます。

その中でも、なるべく自分で自立するようにしていかなければいけません。

現在の高齢者は、年金のシステムの恩恵をまだ受けている世代です。

しかし我々世代は

「65歳で悠々自適な隠居生活」

を夢見る世代では無いのです。

「生涯現役」

とまではいかないまでも、70代80代になっても働き続けられる心と体を持つ。

そしてそれが可能になるような世の中を、少しでもいいから作り始める。

それが超超高齢化社会を乗り切る、唯一の方法だと僕は思っています。

まとめ

では、具体的に高齢者になっても自立し続けられるようにするにはどうしたらいいのでしょうか?

そのひとつが「介護福祉・医療」の正しい知識を持つということです。

体の仕組みや、疾病の原因を知る事で予め自分の衰えを予防する事が出来ます。

また、万が一自分や自分の家族が要支援や要介護の立場に立った場合、正しい介護制度や方法を知っていれば必ず役に立つはずです。

来るべき超超高齢化社会は、望まずとも必ずやって来ます。

その前に、日本で暮らす全ての人が、まずは「介護」という世界に興味を持つ事が大切ではないかと僕は切に思っているのです。

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