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2025年全国で介護士が38万人不足する。この現実に僕とあなたが出来ることは何か?

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新人介護士は元キャバ嬢!|キャバクラ嬢の引退その後に介護士が最適な理由

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こんにちは、現役介護士のさかもと ままる@mamaru0911です。

二ヶ月ほど前に、僕が働く有料老人ホームに「介護士未経験」の35歳の女性が、常勤として入って来ました。

僕自身、この4月から介護士デビューしたばかりですが、僕はその前に9ヶ月間「夜勤専従看護助手」として働いた経験があったので、介護士という仕事自体はスムーズに行う事が出来ました。

彼女の他にも「介護士未経験」の人は何人か見て来ましたが、最初はやはり大変そうです。

特に常勤(正社員)としての介護士の業務は多岐に渡るので、その仕事内容を把握することがまず大変。

さらに認知症の高齢者の対応が、未経験だとなかなか戸惑うことも多いはずです。

しかし新人の彼女は、物の見事に業務をこなし、一月ほどで仕事をマスターしたように見えました。

明るく、認知症の利用者さんへの対応も素晴らしいものがあります。

そんな彼女と、先日控え室で話しをする機会がありました。

そんなスーパーな才能を持つ彼女、前職を聞いてさらに驚きました。

今日はそんなお話です。

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http://oknw-club.com/mitsuki/gallery.html

カリスマ新人介護士の意外な前職とは

35歳の彼女、見た目は地味そのものです。

ほぼノーメークに髪はしばっただけ、シンプルな見た目です。

しかし利用者さんはもちろん、他のスタッフにまで満面の笑みで日々仕事をしています。

 

そんなに気をつかうと、疲れちゃうのでは?

というほど、周囲に気が回る人なんですね。

そんな彼女は、介護福祉・医療の業界は全くの初めてだと言います。

仕事をしながら、介護の入門資格である

 

介護職員初任者研修

 

の資格を取得し、二ヶ月前から有料老人ホームで、新人介護士として働き始めたということです。

そんな彼女の前職は…

キャバクラ嬢!

その話しを聞いて、彼女が新人にも関わらず高いスキルで介護士の仕事をこなせる理由が分かった様な気がしました。

新人カリスマ介護士の意外な過去

僕は以前、秋葉原でメイドカフェを経営していました。

【脱サラ】アキバでメイドカフェを開業する方法をぶっちゃける - グッドノージョブ

メイドカフェとキャバクラは、業態こそ違えど「女性が男性を接客するお店」というカテゴリーでは同じです。

そんなメイド達を見ていて、キャバクラ嬢の仕事内容も理解しているつもりです。

僕が今の職場で出会った女性は、20歳の頃からキャバクラで働き始め、30歳を過ぎるまで現役で働き続けたトップランカーだったと言います。

そんな彼女が、キャバクラ嬢を引退した女性は「介護士」には最適、と熱く語っていました。

実際、キャバクラ嬢は「女性」を売る職業です。

彼女曰く、稼げる(価値のある)キャバクラ嬢は「18歳〜22歳」くらいまで。

25歳を過ぎると「姉さん」と呼ばれるようになり、「30歳」になるとよほど「顧客」を持っていない嬢で無い限り、「まだやってるの?」的な視線が相当強くなるのが現状らしいです。

若さゆえに「キャバクラ」を生業とした女性は、30歳が近づくにつれて自分の身の振り方に不安を覚えるようになると言います。

特別な資格があるわけでも、スキルがあるわけでもない「キャバクラ嬢」という職業は、その業界を辞めた後に行く場所が社会には用意されていません。

しかし新人介護士の彼女はこう言いました。

「キャバクラ嬢を長くやってると、実は残ってるスキルがひとつだけあるんです」

「それは人あしらいの上手さですよ」

キャバクラ嬢のセカンドキャリアとして介護士が最適な理由

キャバクラ嬢は、酔っているお客を相手にするのが仕事です。

半ば無意識の人間と、日々接していた訳です。

そんな記憶が曖昧なお客に、コミュニケーションだけで心地よい時間を提供し、再来店をうながすのが「トップキャバクラ嬢」のスキルなんですね。

そんなキャバクラ嬢を長く経験した彼女は、認知症の利用者さんの対応が、全く苦では無いと言います。

「むしろ相手は高齢な方々ばかりなので、泥酔したお客よりは遥かに対応しやすいですよ」

と彼女は言いました。

なるほど。

さらに彼女は、

「キャバクラ嬢って、辞めたいけど辞めたらいったい何をすれば良いか分からないって人が多い」

とも言っていました。

30歳を過ぎて、何の資格もスキルもない女性が「正社員」雇用される職場なんてほとんどありません。

2025年、全国で38万人の介護士が不足すると言われています。

そんな売り手市場の介護業界では、30代40代の人はまだまだ若手で重宝されます。

キャバクラを引退した女性が、大勢介護士になってくれたら…

日本の介護業界も、少しは持ち直しそうですよね。

介護現場の難点をクリア出来る元キャバクラ嬢

実際に僕も「介護士」として働いてみて、現場の難しさや問題点が見えて来ました。

圧倒的な「人員不足」は言うまでもありませんが、介護現場のほとんどで共通しているのは「ベテラン介護士」問題です。

その現場で、5年10年と居座り続けている「ベテラン介護士」主に女性ですが…

これが現場を仕切っている状態が非常に多いのです。

介護業界ってざっくり言うと、まだまだ女性中心の業界なんですよね。

「おばさん介護士」が現場を牛耳っているので、他の介護士達が中々本音を言えないと言う…

あなたの働く現場もそうじゃないですか?

しかしキャバクラ嬢を何年もやってきた彼女達は「女だらけ」の職場での生き方に慣れているんですね。

だから先輩介護士への接し方も、とても上手い訳です。

本当にキャバクラでの経験が、100%生かされると言っても過言ではないなーと彼女を見て思いました。

まとめ

キャバクラ嬢が引退した後に、介護士になるべき理由

  • 人あしらいが上手い(高齢者に接するのも簡単)
  • 向上心がある(気合いが入っている)
  • 女性だらけの職場に慣れている(人間関係の構築が上手い)
  • 30代40代でも正社員に簡単になれる

他にもありますが、キャバクラ嬢を引退した女性がセカンドキャリアとして「介護士」を選ぶには、充分すぎる理由が揃っています。

僕が出会った新人介護士の彼女は、「初任者研修」を働きながら受講して、持ち前の情報収集能力をフルに使って、選んだ就職先は「ベネッセMCM」でした。

 

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やはり条件と給料が、他の企業よりも優遇されていたというのが、彼女の選んだ理由です。

今後彼女は、介護現場でどんどん仕事を吸収し、介護スキルを上げていく事でしょう。

「夜の蝶」として「酔客」を幸せにしていた彼女が、年齢を重ねて「高齢者」を幸せにする。

素敵なことだと思います。

今後、多くのキャバクラ引退組が、介護職に辿り着いてくれることを願って止みません。