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2025年全国で介護士が38万人不足する。この現実に僕とあなたが出来ることは何か?

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派遣介護士は複数の派遣会社に登録するべき理由|派遣という働き方のデメリットを打ち消す裏技

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こんにちは、現役介護士のさかもと ままる@mamaru0911です。

43歳の時に「無資格、未経験」で介護業界に飛び込んでもうすぐ2年が経とうとしています。

右も左も分からない僕が登録した派遣会社はベネッセMCM です。

業界最高水準の「高単価」を売りにしていたベネッセMCM で、最初に付いた専任担当者はとても素晴らしい人で、未経験の僕に介護業界でのキャリアプランを立ててくれました。

その担当者のアドバイス通り

  • 派遣夜勤専従看護助手(無資格、未経験)
  • →看護助手をしながら「介護職員初任者研修」を取得

介護職員初任者研修の資格を「無料」で取得する具体的な方法|「無資格、未経験」での介護転職の裏技 - 介護士ベイベー

  • →派遣夜勤専従介護士になって単価アップ

という流れで、現在は「日勤パート介護士」とのWワークで月収40万円以上稼いでいます。

43歳未経験で派遣介護士に転職した僕の年収が500万円を超えた理由 - 介護士ベイベー

ベネッセMCMには本当にお世話になっていますが、現在僕が登録している派遣会社は、実はベネッセMCMだけではありません。

介護業界で派遣として働く以上、派遣会社の複数登録は絶対必要とも言えるリスクヘッジです。

今日はその辺のお話をしましょう。

介護士ベイベー 複数登録

派遣会社の登録方法

現在全国で稼動している「介護系派遣会社」は、大小合わせるとかなりの数に上ります。

2025年全国で38万人の介護士が不足する。

と言われています。

「空前の人手不足」である介護業界において、どこの介護施設でも常に人材が不足しています。

その為に有料老人ホームや通所介護施設などの「事業者」は、本来高額で使いたく無い「派遣」介護士を使わざるを得ない状況が続いています。

 

「介護派遣会社」が現在もその数を増やし続け、既存の介護派遣会社もその求人エリアを次々拡大している理由がお分かりになるかと思います。

派遣として介護職で働くことは、「薄給」「低収入」のイメージが強い介護業界で唯一「高収入」を得られる手段です。

僕が常勤(正社員)介護士に絶対ならない4つの理由 - 介護士ベイベー

常勤(正社員)介護士として働いている人でも、派遣介護士の合理的かつ高収入な働き方に魅力を感じて、スライドして来る人も多いのが現実です。

派遣会社への「登録」自体は、ほとんどの派遣会社で何社登録しても問題ありません。

しかし大抵の派遣会社では「派遣」+「派遣」のWワークを禁止している所が多いので、実質働けるのは「一社のみ」ということになります。

ではいったいなぜ、派遣会社の複数登録をする必要があるのでしょうか?

派遣介護士のデメリットを考える

  • 常勤(正社員)介護士に比べて高収入
  • 常勤(正社員)介護士のような実務以外の業務が無い
  • 常勤(正社員)介護士のような「サービス残業」が無い

一見メリットだらけに見える「派遣介護士」ですが、デメリットももちろんあります。

派遣介護士の最大のデメリットは「派遣満了後の次の仕事への切り替え」が必ずしも上手くいくとは限らない点です。

通常介護派遣の場合、働く現場になる有料老人ホームなどの介護施設との契約期間は「二ヶ月」「三ヶ月」がほとんどです。

例えば契約期間「二ヶ月」の求人案件の仕事を6/1から始めたとします。

その場合「6月〜7月末」までが契約期間ですから、この間にそこの現場の仕事が無くなる事はよっぽどの事が無い限りありません。

(素行不良や契約違反など重大な違反を犯した場合はこの限りではありません)

通常であれば、6月末までに派遣会社が先方の介護施設に「8月〜9月末」の契約更新の打診を行います。

介護施設がその後の期間も必要としていれば「契約更新」の連絡が派遣会社から入ります。

しかし介護施設自体が「中途の常勤介護士が入社した」「産休に入っていた常勤介護士が復職した」などの理由で、派遣の契約を満了する場合もあります。

「契約更新」の打診が来た場合、更新するかしないかは派遣社員である我々自身です。

働きやすい施設で収入にも納得していれば「更新」することも可能ですし、違う施設で働きたければ「契約満了」の意志を伝えることも可能です。

自分自身の意志で「契約を満了した」場合と、施設から「契約満了」された二つの場合は、8月から新たに働く施設を探すことになります。

  • 6月〜7月末の仕事は確定している
  • しかし8月〜9月末の仕事は決まっていない

この様な状態で、7月に働きながら8月以降の現場を探さなくてはいけません。

極端な話「定年まで永久契約」である常勤介護士に比べると、この職場を切り替える労力が派遣介護士の大きなデメリットと言えると思います。

次の現場はすぐに決まるのか?

派遣介護士にとって一番の不安と悩みはこの部分にあります。

常勤介護士に比べて、収入的には恵まれている派遣介護士ですが「働く場所」そのものが不安定ではそのメリットも半減してしまいます。

先ほど書いた例で言うと、7月初旬には「8月以降の仕事を探す」ことになる訳です。

派遣会社とのやり取りの流れは

 

①次の仕事の希望を伝える(希望時給や日給、希望シフトなど)

②希望に合った求人案件を派遣会社がメールで送って来る。

③その中から優先順位を付けて派遣会社に伝える。

④派遣会社はその優先順位の順に、実際に受け入れ可能か施設に確認する。

⑤受け入れ可能な場合、施設との「顔合わせ」のスケジュールを派遣会社が組む。

⑥派遣会社の担当者と我々派遣社員とで、働く施設に「顔合わせ」に行く。

⑦後日その施設で働く「正式決定」が派遣会社より届く。

 

この①から⑦までの手順を、先ほどの例で言えば7月初旬から遅くとも7月の25日前後までに行う必要があります。

スムーズに事が運べば何の問題も無く「8月〜9月末」の働く現場が決まります。

しかし問題なのは、必ずしもスムーズにいく事ばかりでは無いという現実にあります。

派遣介護士の求人案件のリアル

「空前の人手不足」である介護業界では、求人は常に「余っている」状態です。

しかし「高単価」「高待遇」の求人情報は、実はその中の一握りしかありません。

自分の「派遣満了」のタイミングで、必ずしも派遣会社が「優良求人案件」を抱えているとは限らないのです。

これは季節的な変動もありますが、ハッキリ言って「運」の要素も強いのが本当のところです。

派遣満了になり、次の現場を探す期間は一月もありません。

その限られた時間の中で、毎回「優良求人案件」をキャッチ出来る保証はどこにも無いのです。

その為に僕が取っている戦略が「派遣会社に複数登録する」ということです。

現時点で働いている派遣会社に8月以降の求人案件を探してもらうことをしながら、同時に他社の派遣会社でも求人案件を出してもらいます。

そうすると一社で出て来る求人案件の数倍の案件の中から、次の就業先を選ぶ事が出来る、というわけですね。

この方法を使うと、同時期に数社が出して来る求人案件を見る事が出来ます。

そうすると派遣会社ごとのクライアント先への「傾向」や「実力」が分かったりします。

時には全く同じ現場を複数の派遣会社が提示してきます。

驚く事に、その「時給」や「日給」は派遣会社によって結構違ったりします。

そういった諸々の情報を得る意味でも、「派遣会社の複数登録」はアリだと僕は思っています。

僕が登録している派遣会社

僕が現在登録している派遣会社は4社です。

いずれも担当者のレスポンスが早く、対応が良いと感じた会社です。

 

ベネッセMCM

僕が現在働いている派遣会社です。

介護派遣業界でトップクラスの「高収入」案件を多数抱える優良派遣会社です。

 

 

案件数、内容ともに安定感抜群の派遣会社です。

 

かいご畑

介護職の入門資格である「介護職員初任者研修」の資格が、なんと「無料」で取得出来る制度が利用できる派遣会社です。

 

 

エリアも全国規模で案件数も膨大です。介護業界最大手のひとつ「ニッソーネット」が経営しています。

 

【きらケア 派遣】

「きらケア」というサイトを運営している「レバレジーズキャリア」という派遣会社です。

 

 

社長はまだ30代。働く担当者やコンサルタントもほとんどが20代という若い会社です。

今介護業界で最も勢いのある派遣会社の一つではないでしょうか?

エリアも全国にどんどん拡大中で、出てくる求人情報も強気な案件が多い印象です。

 

クリックジョブ介護

こちらも業界最大手の一つで「日本メディカル株式会社」という会社が運営しています。

 

クリックジョブ介護

 

エリアは全国、案件数ではトップクラスの派遣会社です。

面接時の交通費を負担してくれるという、全国でも珍しい制度を採用しています。

 

【マイナビ介護職】

当面「常勤(正社員)介護士」として働くつもりはありませんが、ゆくゆくの正社員対策として登録しているのが「マイナビ介護職」です。

 

 

このサイトを見ていると、思わず応募したくなるような魅力的な「正社員」案件がたまに出て来ます。

「マイナビグループ」はご存知の通り、看護介護業界ではトップクラスの実績を持っている求人専門の会社です。

「チャンスがあれば正社員に」

という方は絶対に登録しておいた方が良い会社です。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

常勤(正社員)介護士に比べて、雇用が保証されていない「派遣介護士」という働き方。

そのデメリットは自分の行動力でカバーする他ありません。

逆に言えば、複数の派遣会社に登録して常に求人案件に高いアンテナを張っていれば、「薄給」「低収入」と言われている介護業界でも、充分に高収入で働くことが可能になります。

今回の記事は、あくまでも派遣としての勤め先が「切れる」というリスクを軽減する為の「リスクヘッジに」派遣会社の複数登録を進めているものです。

毎回の更新ごとに派遣会社を切り替えるような事は、決しておすすめしていません。

介護派遣において、派遣会社の切り替えはまた別のリスクを生みます。

その理由に関しては次回のエントリーで書いてみようと思います。