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40代50代で異業種に転職する時に考えるべきたった一つの事

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こんにちは、現役介護士のさかもと ままる@mamaru0911です。

(※この記事は2018年5月7日に加筆修正しています。)

僕は自分で経営していた会社を辞め、無職の機関を経て43歳で2016年の7月から「介護福祉・医療」の業界に転職しました。

いまの日本において「40代の転職」は簡単ではありません。

40代以上の中高年男性が未経験で介護業界に転職出来るの?|介護転職への秘訣を教えます - 介護士ベイベー

しかも「無資格・未経験」の業界に転職するとなると、そのハードルは高くなる一方です。

40代50代で「異業種」に転職する前に考えなくてはいけないこととは、どんなことでしょうか?

今日はそんなお話です。

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あなたが転職する理由

長い人生、ほんとうに色んな事がありますよね。

もしあなたが今「転職したい」という岐路に立たされているとしたら、そこにはそれなりの理由があると思います。

人が転職をする大きな理由はふたつあります。

 

ひとつは「キャリアアップ」して今の仕事より難易度の高い仕事に挑戦して、収入を上げるという前向きな転職です。

もうひとつは「リストラ」や「会社倒産」などで仕事を失った、あるいは「給料が減った」「給料が増えない」「この先今の仕事に将来性がない」などのネガティブな理由から転職を強いられる言わば「後ろ向き」な転職です。

「後ろ向き」という言葉は使いましたが、後者であっても「現状を良い方向に変化させたい」という気持ちがあれば、それは「前向き」な行動だと僕は思います。

闇雲に転職をするのは考えものですが、自分の人生をより良い方向に変化させる為に、「現状を変化」させることに僕は賛成します。

同業種に転職か異業種に転職か

40代50代ともなれば、それなりの社会経験があるものです。

転職で一番悩むのが「同業種」か「異業種」かですね。

社会経験のある40代50代にとって「同業種」への転職のほうが何かと有利に働くことが多いのは事実です。

いままで自分の培って来た経験やノウハウを、他社で生かせれば転職先も得しますし、自分としても仕事内容を理解しているので比較的簡単に仕事のイメージをつかむ事ができます。

しかし中年以降で「同業種」に転職した場合、よほどの経験者か特別な資格が無い限り、給料は減ると考えていいでしょう。

雇う会社からしても、伸びシロの少ない中年に多額の給料を払うほど余裕のある会社は少ないと思います。

さらに同業種であれば、以前の会社と同じ不安や不満に行き着く恐れもあります。

前職になんらかの不満があったからこその「転職」です。

同じことが繰り返されるならば、転職などしないほうがマシです。

では「異業種」への転職はどうでしょう?

自分のまったく知らない業界に、40代50代になって進むのは大きな不安が付きまといます。

なにしろやったことのない仕事では、その仕事内容のイメージすらつかむ事が出来ません。

実際僕の場合もそうで、商売をずっとして来た人間がいきなり「介護福祉・医療」の業界に飛び込んだわけですから、最初は右も左もわからない状態でした。

では、なぜ僕が自分のまったく知らない「異業種」の世界に飛び込めたのか、その考え方を教えます。

変化を求める業界

僕は20代の中頃から、自分で商売をしてきました。

飲食店もやりましたし、IT企業も立ち上げました。

ですが40歳を過ぎた頃から、その生き方に疑問を持ち始めたんですね。

「このまま残りの20年、この仕事をやり続けていいのか」

その考えの根本には、自分の商売に対する「限界」が見えたところにあります。

マーケットを相手にする一般経済の中では、常に「変化」が求められます。

今のように多様化した時代では、その変化のスピードは益々速くなり一時でも止まる事は許されません。

たとえば「コンビニ」の仕事。

コンビニは棚に商品を並べていますが、同じ商品を同じ数だけ常に「同じ棚」に並べているわけではありませんよね?

コンビニの市場競争は凄まじいものがあります。

商品を常にABC分析(売れている順に順位を付ける)し、売れている商品を残し売れていない商品を外す、という「変化」を繰り返しています。

現在のコンビニでは商品によって、売れない商品は一週間も同じ棚に残ることはありません。

そのくらい変化のサイクルは速く、一般経済の中で生き抜くにはその「変化のスピード」に付いていかなくては勝ち残る事は出来ないのです。

僕は自分で商売をしていて、20代30代はその変化のスピードに付いていく自信がありました。

しかし40代にになると、時代のスピードがさらに加速度を増し、自分の能力の衰えを実感すると、この先20年一般経済の中で勝負する自信がなくなったわけです。

そう考えた僕が、悩んだ末に選んだのが「変化を求める一般経済」の業界ではない「異業種」でした。

安定を求める業界

介護福祉・医療の現場は「安定」を求める仕事です。

もちろん、治療や薬など「技術」に関してはもの凄いスピードで変化し続けている業界ですが、現場の仕事としては逆に変化を嫌う業界です。

例えば介護施設であれば、利用者さんは毎日決まったタイムスケジュールの生活を行います。

起床して歯を磨き、朝食をとる。午後はレクリエーションをしてから入浴、夕食をとってテレビを見た後就寝、のような感じです。

介護施設の職員はシフト制です。

早番、日勤、遅番、夜勤、など自分の仕事の時間帯があります。

その自分の持ち場の時間帯に「変化」があってはいけません。

利用者さんの「転倒」や「急変」などの変化が無く、いつもと同じ「安定」があって仕事を次のシフト者に引き継ぎます。

それが永遠繰り返されるのが、介護施設での現場の仕事の基本です。

もちろん利用者さんの体調や病状の変化に対応し「歩行器で歩行していたが車いすに変えた方がいい」などの変化はありますが、これはケアプランなどを作成するケアマネージャーとの連携になります。

安定を求めるのは、あくまで介護士の「日常」業務での話です。

安定を求める仕事のメリット

安定を求める仕事のメリットは「今までと同じ事する」という事です。

一般社会で「物が売れない」場合、今までと違う事を常に考え、行動しなくてはいけません。

しかし「安定」を保持するためには今までやって来た事をそのまま継承する事が逆に求められるのです。

「変化」というものは仕事に答えがありません。

「安定」という仕事には、常に答えが存在します。

安定を保持する仕事は、その答えを忠実に再現する事さえできればクリア出来ます。

そういった意味では、一般社会のように「変化」を常に求められるようなストレスは軽減されるのが最大のメリットだと思います。

まとめ

40代50代の転職は確かに難しいと僕も思います。

しかし、介護福祉・医療の業界のように「人手不足」の業界であればその雇用も驚くほど充実しています。

まず自分が転職する前に

「変化」を求められる業界で働きたいのか、そうでないのか。

を考えると良いと思います。

変化を求める仕事には、強いストレスの裏側に大きな達成感もあります。

「変化」か「安定」か。

その二択で、転職先が大きく変わるということを良く考えることが、転職に成功する大きなヒントだと僕は思います。

 

僕が43歳にして「無資格、未経験」で飛び込んだ「介護業界」は、思った以上にやり甲斐に満ちた仕事でした。

誰でも一度は電車の中で、高齢者や体の不自由な人に席を譲った経験があると思います。

その時に聞いた「ありがとう」という言葉。

不思議な充実感があったと思いませんか?

介護福祉・医療の業界の仕事のやり甲斐とは、まさにその感覚の延長線上にあるものだと僕は思っています。

「本当に必要としている人の役に立つ」

これほどやり甲斐のある業界は、実は他に無いのかも知れません。

しかし介護業界は「空前の人手不足」です。

その理由の一番の根源は「薄給」にあると僕は思います。

新卒者が常勤(正社員)介護士に成った場合、初任給は手取りで15万円ほどが一般的です。

これは40代50代で中途採用された場合も同様です。

どんなにやり甲斐のある仕事であっても、これでは特に家庭を持つ様な中高年男性は、生活が成り立ちません。

「空前の人手不足」

であるが故に「無資格、未経験」の40代50代の中高年男性でも、年齢やキャリア、学歴等に全く左右される事なく、すんなり採用されるのが今の日本の介護業界です。

しかし収入が低すぎる現状を考えると、介護業界への転職に二の足を踏んでしまうのは当然のことです。

僕はそういった現状を踏まえ「派遣介護士」として働くことを決めました。

介護業界では「常勤(正社員)介護士」よりも「派遣介護士」の方が、圧倒的に収入は高くなります。

僕は現在、ベネッセMCM で「派遣夜勤専従介護士」と「日勤パート介護士」のWワークをしています。

その結果、手取り収入で40万円を超えた収入を毎月稼いでいます。

43歳未経験で派遣介護士に転職した僕の年収が500万円を超えた理由 - 介護士ベイベー

「薄給」「低収入」「重労働」のイメージが強い介護業界ですが、その「働き方」「働く場所」を熟考し、戦略を立てることで「高収入」「合理的」な仕事を得る事ができるという事実は、僕自身の体験が証明しています。

派遣介護士として働く上で、最も重要なのは「派遣会社選び」です。

介護職を専門とする派遣会社は数多く存在しますが、どこの派遣会社に登録しても「高収入」が得られるとは限りません。

僕が働くは、ベネッセMCM 業界トップ水準の高単価案件を多数抱える優良派遣会社です。

特に「夜勤専従」という働き方は、介護業界で最も高い単価の働き方と言えます。

夜勤日給35.640円は本当なのか!?|高収入、高待遇の派遣介護士ならベネッセMCMが最強の理由 - 介護士ベイベー

ベネッセMCMの派遣会社に登録すれば、もちろん「社会保険」「厚生年金」「有給」などの福利厚生も、正社員と同じ様にしっかりと受けられます。

僕と同様、異業種から未経験で介護職に転職しても、専任のコンサルタントが丁寧に自分のキャリアプランの相談に乗ってくれるので、本当に安心です。

異業種から介護職へ転職を考えている、特に40代50代の中高年の方には絶対おすすめの派遣会社です。

 

 

また、僕と同じ様に「無資格、未経験」で介護業界に転職したい方、自分の住まいの近隣にベネッセMCMが無い方などは「かいご畑」というサイトがおすすめです。

 

 

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介護職の求人サイトって実際どこがおすすめなの?|現役介護士ブロガーがおすすめする優良求人サイト7選 - 介護士ベイベー

 

いずれにしても「40代50代」での転職は簡単な物ではありません。

しかし数ある情報の中から、本当に有益な情報を見つけ出して行動すれば、僕を含めた中高年の異業種への転職も成功率は高くなるはずです。

40代50代で現在転職活動中の方、これから転職を考えている方、是非残された人生を充実して過ごせる様な転職が出来ることを、同性代として心から応援しています。